蓼科山・霧ヶ峰への登山に参加して

 

毎年恒例の島本ランニング友会主催の夏山登山に参加してきました。今年も沖本さんの声掛けで蓼科山に登山しました。今回の参加者は例年より多く、大阪・島本町から13名と藤沢市に単身赴任中の私を含めて14名でした。大阪からは車3台に13人が分乗して茅野ICから7合目登山口へ。一方、私は早朝にJR辻堂駅から茅ヶ崎駅で相模線に乗り換えて八王子駅へ、八王子駅から中央本線に乗り換えて茅野駅で下車し、定期バスで7合目登山口下の蓼科牧場へ向かいました。蓼科牧場停留所で降り、ここで先に到着していた大阪組の車に乗せてもらい、しばらく車を進めると7合目登山口に到着。ここで昼食としました。予定時刻通り、1230分頃から登山口の蓼科神社の鳥居をくぐりカラマツ、白樺林の中、ササの道を登ってゆくと馬返しに到着。名前の通りここから石ころがたくさんある急登りに変わりました。ザンゲ坂の急坂を登り終わると将軍平の宿泊予定場所でもある蓼科山荘に到着。ここで一旦荷物を降ろして休憩後、蓼科山の頂上を目指しました。北八ヶ岳特有の巨大な石の急坂を悪戦苦闘しながら1時間ほど登ると樹林帯を抜け山頂ヒュッテの前に着きました。この山頂ヒュッテはランプの山小屋として有名で、当初宿泊先としていましたが、予約がとれず山頂下の蓼科山荘に変更となりました。山頂ヒュッテの横を通って、大きな石の上に印されている矢印を伝って登って行くと頂上となっている三角地点に到着。蓼科山(標高2530M、諏訪富士の別称をもつ)は独立峰のため頂上からの展望は素晴らしいはずでしたが、視界が悪く周りの景色がほとんど見えませんでした。山頂は巨大な岩・石ばかりの山で、中央部が少し低くなっており、かつて火口であったことを思われ、火口付近には蓼科神社が祀られていました。頂上で記念撮影後、宿泊予定の蓼科山荘まで下りました。蓼科山荘も今夜は満員と聞いていましたが、敷き布団1枚に一人分でしたのでゆったりと寝ることができました。早朝、蓼科山荘を出発して7合目登山口へ下り始めました。下山途中、天狗の露地と呼ばれている展望の良い場所に出て、素晴らしい山々を遠望することができました。また下山途中では眼下に女神湖も望むことができました。しばらくすると7合目登山口に到着、ここで朝食としました。朝食後、車で二日目の目的地である霧ヶ峰(車山を中心に大笹峰、鷲ヶ峰、ガボッチュに囲まれた台地)に向かいました。車山へのリフト乗り場に到着、ここからリフトで一気に車山頂上へ。車山頂上(標高1925M)からは360度の素晴らしい展望で、眼下には白樺湖、蓼科山を始め八ヶ岳連峰と南アルプス、その間に遠くに富士山も望むことができました。霧ヶ峰の山全体が草原で、ところどころでニッコウキスゲ群生も見ることができました。その後、リフトで下り、車山肩を経て八島ヶ原湿原へ向かいましたが、湿原入口の駐車場が一杯で入れず、予定を変更して美ヶ原に向かいました。車でビーナスラインをかなり高いところまで登って行きました。美ケ原(標高2000Mの台地)は八ヶ岳中信高原国定公園に位置し、こちらの山全体も大草原で、乳牛の放牧場を見かけました。美ケ原の草原台地を満喫して、ここから大阪へ帰る組と分かれました。私は佐久市臼田在住の息子さん宅に向かう角田夫妻の車に乗せてもらい前もってネットで予約していた蓼科温泉地の宿「小斉の湯」(蓼科湖近く)まで送っていただき非常に助かりました。ただ、角田夫妻には少し遠回りさせてしまったようで申し訳なく思っています。その後、谷口さんからのメールによると林さんの車にトラブルがあり、途中下車して名古屋から新幹線で帰ってきたとのことで、大阪組の皆様の帰宅がかなり遅くなったと聞いています。それとも知らず、こちらはゆっくりと宿で温泉に入り翌朝帰ってきました。(Y.O

 


BACK